2024/05/16 20:47
1.5ミリもある突板ですから
研磨していくと奥のほうにある素晴らしい模様が出てくる時があります。
特に楓(かえで)は顕著ですね。
美しいがなかなか平坦にならない。
それを一生懸命、研磨して出てくるキラキラ(笑)
埋没した材も土の鉄分などと反応してきれいな木目が出てきます。
もちろん、瘤(こぶ)の部分は加工に手間がかかりますが
オイルで仕上げた瞬間、浮き上がってくるその材の歴史
音楽を楽しむと同時に
長い年月を経て違う形になったスピーカーを
是非とも愛していただければ幸いです。